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スペシャリストに聞く

患者さんの気持ちに寄り添う看護を目指して!

糖尿病看護認定看護師 間島 ちづる さん

なぜ、看護師になろうと思ったのですか?

小学生のころから学校の先生か看護師になろうと決めていました。

「糖尿病看護認定看護師」の資格を取ろうと思ったのはなぜですか?

看護師になって、はじめて配属されたのが「糖尿病・内分泌内科病棟」でした。その時の糖尿病療養指導士の大先輩が、本来は深く関りあうことが難しいと思われている患者さんと信頼関係を築いているを見て、憧れがありました。
現場では血糖コントロールが悪くて入退院を繰り返す患者さんが多く、糖尿病患者さんのために何かもっと自分にもできることはないかと考え、一から勉強しようと思いました。

資格試験に合格するまでに最も大変だったことは?

新潟県に住んでいた為、勉強のため通学中は娘と会えなかったことです。土日も課題があったので、なかなか帰省することができませんでした。

病院からのサポートで最もうれしかったこと、助かったことは?

家に小さい子どもがいるのですが、活動の時間を確保してくれるため、時間外活動がほとんどないことです。

資格取得する前と後で、何か変わったことはありますか?

患者さんに対する気持ちが変わりました。
以前は、血糖コントロールが悪い患者さんに対して「なんで自分のことなのにできないのだろう?」「医師に言われたことをどうして守らないのだろう?」と思ってしまうことがありました。しかし、認定学校での「患者疑似体験」で自己注射や服薬を1週間経験したことで、患者さんの療養生活が大変であることを再認識することができました。患者さんと深く関わることを通して、血糖コントロールが悪くても「一緒に頑張りましょう!」という気持ちに変わりました。

後輩へのアドバイスはありますか?

糖尿病患者さんの療養生活は長く続きます。患者さんと療養生活に関して、一緒に考えたり悩んだり、時には涙したり、糖尿病看護は患者さんの気持ちに寄り添うことが大切です。